売るときのことを考えて日本で人気のある輸入車を購入するという人は少ないかもしれませんが、選び方によっては手放すときにほとんど価値がなくなってしまう車種もあれば、その反対に高価買取が期待できるものもあります。しかし、やはり売るときのことを考えて車を選ぶことには限界があります。人気のある車はその都度変化しますし、先のことは予想できません。そのようなことに頭を悩ませるよりも、実際に売却する必要が生じたときにどこへ売るべきか、そのことをしっかりと考えておくことが助けになります。
次に輸入車を購入するなら、そのメーカーのディーラーで下取りをしてもらうという方法があります。下取りをしてもらうと便利なのは、その代金をそのまま次に購入する車の資金に充てることができるからです。そうすれば、現金の流れをスムーズに行うことができます。それと共に、納車のタイミングでいまの車を手放せばいいので、乗り換えが非常にスムーズです。ディーラーによっては下取り強化キャンペーンなどを行なっていることもあり、時期によっては高く売ることが期待できます。ただし、注意点として下取り価格の上乗せと次に買うことになる車の値引きを混同しやすくなってしまいます。下取り価格をアップさせるといっても、実質は次の車の値引き分が充てられているだけということもあります。
そのような中でおすすめしたいのは、愛車の相場を注意深く調べることです。最初からディーラーに行って査定してもらうこともできますが、それではその査定額が妥当なものかどうか判断することができません。もし他の可能性をあたってみれば、もっと高く売ることができたということをあとから知るほど悔しいものはありません。そこで、実際の査定額を比較してみるために、最近では一括査定をネットで行なうことができます。そうすれば、複数の業者の査定額を一発で手に入れることができて、判断材料を豊富に持つことになります。