EVについて輸入車と国産車ではどちらが性能がいいですか?

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EVに関しては輸入車と国産車の比較では、こちらも国産車の圧勝と言っても良いかもしれません。ですがこれは少々事情が異なります。というのも、厳密に言えば日本以外EVに余り力を入れていないとも言えます。ようやく重い腰を上げつつあるといった所ですが、実際にはまだまだEVも日本の独壇場です。
ハイブリッドカー然り、技術という点では自動車の世界に於いても「技術の日本」を遺憾なく発揮してくれているのです。ですがEVに関しては国産車の方が素晴らしいのですが、まだまだこれからと言うのが本音かもしれません。日本は国土が狭いですから、都市間の移動距離もそこまでのものではありません。ですが例えばアメリカのように広大な大地を誇る国の場合、EVの航続距離では都市間の移動すらままならないのです。EVはようやく連続航続距離が150kmを超えた辺りです。日本では150kmと言えば東京からで言えば福島県に突入するほどです。名古屋から大阪もこのくらいの距離です。
そしてそれらの間にも様々な都市がありますが、アメリカの場合、都市と都市の間が150km以上という事も実は珍しくないのです。それだけ広い国ですから、おかげでEVに対して「足りない」という声がとても大きいのです。EVに関しては現在の技術でやれる事はすべてやったとされており、自動車そのものよりもEVを取り巻くインフラの問題とされているのです。このような事情から、海外の自動車メーカーではEVに対してかなり慎重な意見が多く、開発にはあまり本腰を入れていなかったのです。日本とは道路事情が違うといってしまえばそれまでですが、このような事情のおかげで、EVは国産車が圧倒的に上とされています。ですが、世界的に環境問題に取り組まざるを得ない状況となってきているおかげで、徐々にではありますが輸入車の中でもEVの姿や、あるいはコンセプトカーの段階ではあるものの、EVの姿を見かけるようになってきています。

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