安全性能は輸入車と国産車でどちらがいいか?

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安全性能に関して輸入車と国産車を比較すると、実は輸入車の方が上なのではないかとされています。この背景にあるのは自動車作りにおけるニーズです。輸入車の場合、運転手、同乗者の安全を確保しようという思いがとても強いのです。国産車でも決してその部分を蔑ろにしている訳ではないのですが、燃費面ばかりが重視される時代となってしまっているため、燃費をよくするために、様々なものを犠牲にしている車種もあるのです。自動車の燃費はエンジンの性能もありますが、単純に重いか軽いかでも変わってくるものです。重ければ動かすために必要なエネルギーもそれなりに大きなものが必要になりますが、軽いのであればそこまでではありません。
これは自動車でも同様です。国産車は燃費が悪ければ売れないとまで言われている時代です。エンジン面の工夫はもちろんですが、車重を軽くするための努力も行われているのです。そのため、安全性を損ねてしまっている部分もあります。例えばドアにしても、輸入車の場合、物凄く頑丈で、衝突されても大丈夫なのではないかと思えるような車種もあるほどですが、国産車、特に軽自動車の場合物凄く薄いです。これは低燃費・低コストを掲げた結果でもあるのですが、単純に安全性という観点から考えたら輸入車に軍配が上がるのも当然なのではないでしょうか。
国産車の場合、風潮として「低燃費」というものがあります。おかげで日本はハイブリッドカー等の技術は物凄く高いものとなっているのですが、安全性が少々置いていかれてしまっている部分もあるのです。この点もまた、ニーズの違いという事になるのでしょう。輸入車の場合、そこまで低燃費を求められていないのですから、わざわざ安全装備を損ねる必要がないのです。このおかげで、安全性という観点は輸入車の方が素晴らしいと言わざるを得ないものとなってしまっているのですが、あくまでも一般論です。素晴らしい安全性能を誇る国産車だってありますよ。

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